ippo / 一歩物語

『プラスもマイナスも一歩ずつ』働くこと・心の健康・小さな幸せ… 一歩ずつ日々を歩くヒントやアイディアを綴ります✎

ちょっと心がズキっとした時はいつも以上に「ぬくぬく」温まるんだ

学生の時は似たように悩んでいた友人も、

10年、20年経てばお互いに進んだ道も

手にしているものも、逆に持っていないものもそれぞれ違って。

 

「ずっと関係を続けるのは難しいかもしれない」

 

淋しいけれど、

でも少しずつ納得出来るように、噛み砕けるようになってきた。

今は会えないけど、いつかまた話せると良いねって思う。

 

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昨日、久しぶりに同級生を見かけて、

子供と手を繋いでいる様子を遠巻きに見てちょっとドキっとしました。

上に書いたように、私自身30代半ばで色々と理解できてきて

「自分の道を歩こう」「自分の道を歩かねば」と気持ちのコントロールが出来るように『日々訓練!』と思っています。

ただ、突然の不意打ちは、思いがけずパンチを喰らってしまう日もありますね(笑)

ちょっと心がズキっとした時は、いつも以上に「ぬくぬく」温まるんだ♩

人と比べてしまう自分が凹んでいる時に思い出す言葉。

「身近な人の写真を見て落ち込むんじゃなくて、手が届かないくらい有名な写真家の写真を見た方がいい」

 

こんにちは、ippoです。

私はコロナの影響で正社員の仕事が無くなってしまい、

何とか自力で仕事をする為に出来る事を増やそうと、それまで趣味で撮っていた写真を猛特訓していた時期があります。

「無料撮影」を企画してSNSで呼びかけをし、個人の方やファミリーなど20件以上撮らせてもらいました。

時には、雑誌や写真集などを手掛けている写真家のオンラインサロンに参加し、写真の添削をしてもらい、撮っては分析、撮っては修正をひたすら繰り返し、特訓する日々。

 

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生活費や機材投資で貯金はどんどん減っていき、どうやってマネタイズするか試行錯誤していた中、写真繋がりの知り合いが増えてきて、

周りがSNSを更新する度、写真で仕事が出来ている様子を目にする度に、自分と比べてしまい物凄く落ち込みました。

 

自分には何のツテもコネもなく、

応援してもらえる人脈も殆どない…

 

「無料撮影」で撮らせてもらった写真は全てプレゼントしていて、皆さんからの評価も高くなり、喜んでもらえる事も増え、少しずつお金をいただくように料金表を作って撮影は進めていきました。

しかし、それだけで食べて行けるには程遠く、週4のアルバイトと並行して少しずつ、細々とやるのが精一杯…

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結果的に、私は人を撮る事自体が嫌になって、少し人間不信気味にもなって、

今では人を撮ることはスッパリと辞めてしまいました。

今撮るのは自分の家族や、自然や物撮りくらいです。

 

写真に夢中になったキッカケは

「人を撮る事が楽しかったから」なので、残念な気持ちは今でも込み上げてくるし、

思い出せば泣けてくるし、どうしようもなくなる時もあります。

でも、そこからの新たな一歩を踏み出す為にブログを始めました。

 

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記事の冒頭に書いた

 

「身近な人の写真を見て落ち込むんじゃなくて、 手が届かないくらい有名な写真家の写真を見た方がいい」

 

⁡は当時、写真を猛特訓していた時に知り合いの方から言われた言葉です。

他人と比べてすぐ凹んでしまう自分を前へ向かせたい時や、進む道が分からなくなった時、もがいて苦しい時に今でも時々思い出しています。

皆さんにもシェアしたいと思い書いてみました。

 

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追記。

昨夜から漫画家さんの訃報をSNSでずっと目にしていて、凄くいたたまれない気持ちになりました。皆んな怒っていて、嘆いていて。

今日の投稿は書くのに何度も言い回しを考えて、公開しては修正して更新して、

誰かを勇気付けられるように!でも誰も傷つかないように!…って考えすぎて文章おかしい所あるかもしれません(汗)すみません。

 

 

 

一歩ずつ進める「はてなブログ」

お題「はてなブログ初心者のとまどい」

ブログを始めてこれで10記事目の投稿になりました。

「お題」を付けたように、ブログを始めてみたものの分からない事も多く、

【書きたい文章をまとめる+それに合ったイメージ画像を決める(撮影する)】のが思った以上にパワーがいる事だと感じています。

フォトグラファーとして人物撮影をしていた時にInstagramを使っていたので、この『一歩物語』も昨年の6月からInstagramでスタートしていました。

ただ、文章を綴るには適していないな…と感じて投稿をストップし、実験としてこの「はてなブログ」を進めていました。

(同じく文章を綴るサービスの note も少し併用してみましたが現在は辞めています。)

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まだまだ実験的で何とも言えないのですが、

一先ずここで書いておきたいのは、

私の記事を読んでくださった皆さん、フォーローしていただいた皆さん、いつもありがとうございます!

皆さんがリアクションしてくださった事が、

手探りでやっている自分にとって凄く励みになっています。

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私が発信しようと思う事は全然映えないし、

はっきり言って地味で必要かどうかも分かりません。

記事を書く時は、色んな方が読む可能性がある事を常に考えて、配慮する事を念頭においています。

でも伝えたい事は少し重い形になってしまった場合でも、配慮の壁を少し超えてしまったとしても、自分なりにしっかり考えて書きたい。

そして誰かの役に立って欲しい。

ゆっくり更新ですが私自身も「一歩ずつ」やっていきたいと思います。

 

日々を豊かにする田村セツコさんの『言葉の単語帳』

日本でコロナ化が始まった2020年。

感染爆発で沢山の人が長く辛い時間を過ごしてきました。

私自身もデザイナーとして正社員で働いていた中、コロナによって仕事を失いました。

そんな2020年に見つけた本が、

 

80代で現役のイラストレーターとして活躍されている

田村セツコさんの『孤独をたのしむ本』です。

本を開いてすぐの -はじめに- には、

「みんなひとりぽっちになることにとても不安になっている。それは年を取っても若くても同じことです。若いときには青春の孤独が、年を取れば老年の孤独があります」

と綴られていて、

そこから田村さんご自身の

「ひとりを楽しむ100の方法」が可愛いイラストと共に、

読みやすく愉快に綴られています。

この本の好きな部分は沢山あるのですが、

私が実践してみた一つが[単語帳を道連れにする]です。

 

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▸▸ 本文より

 

単語帳はわたしのお友達。

いつも単語帳を首から下げたり、リュックのポケットに入れて歩けば、すごく心強いのです。

単語帳には気に入った「幸せになる言葉」を書いています。

どこを開けてもハッピーになるような単語帳って、たしかな効き目があります。

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私自身もノートや手帳をいつも持ち歩いて日々の気付きや大切にしたい言葉を書いているので、

田村さんの 単語帳 を使うアイディアは

素敵な発想✨と心ときめきました。

  • 元気な自分を取り戻したい時.
  • 本を持ち歩けないけど何か言葉を持ち歩きたい時.

田村セツコさんから習った『言葉の単語帳』を時折見返しています。

穏やかな春を目指して:元気がない日は四葉のクローバーを探しに行こう

2024年のスタートは想像もしていなかった震災や事故が起こってしまった。
被災された方々の報道を見る度にとても辛い気持ちになって、支援する力が何もない自分に凄く落ち込みました。

この『一歩物語』のブログは万人の人の為にはならない…です。
でも自分が応援したいと思う人の力になれるように、自分の出来ることをやっていこうと思っています。

 

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✳︎ 今日は昨年やってみた【元気出がない日の気分転換】の話 ✳︎

家に居るのも微妙だし、 かと言って派手に出掛ける気力も沸かない時。
近所の公園へふらっと行きました。

少しでも気分が上がるように、甘い飲み物をチョロっとだけ贅沢して(私の場合は抹茶フラペチーノです)
ベンチに座って涼しい風を感じる〜 ⁡ ⁡

 

そこでクローバー(シロツメグサ)が咲いている場所があったので四葉のクローバー🍀』を真剣に探しました。 ⁡

 

子供の遊び…かもしれないけれど、

「もし見つけられたらラッキー起こるかも」

って探し出すと夢中になった!

(少し時間はかかったけれど見つけられました)

 

ティッシュに包んでノートに挟んで持ち帰った後。
家にあった「星の便箋」を台紙にして、

100円ショップで買ってきた『手貼りラミネートフィルム』で簡単な『栞』を手作りしました。
細やかだけど、小さな気分転換です。

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クローバーの季節は春~夏、長い時は冬頃まで。
冷たく悲しい2024年の始まりが、穏やかで暖かな春へと進んで行ってほしいです。

配属ガチャ と 飲みニケーション

YouTubeを眺めて出てきた

就活生の〝配属ガチャ”のニュース動画。 

私が高卒で就活した頃、その言葉はありませんでした。

でも、採用されたら会社が決めた配属先に従事する。

配属先によって同期入社でも、仕事量や精神的負担に差が出る…と言うのはありました。

私自身も現代の言葉を使えば

「配属ガチャのハズレを引いた」と言うのかもしれません。

 

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私が働いた中小企業は、地元に古くからある会社で色々な製品サービスを取り扱う商社です。

配属が決まったのは会社の稼ぎ頭の部門でした。 

部署のトップである本部長は、私が退職して数年後に社長に就任したと聞きました。

その為なのか、かなり厳しい部署で新社会人を経験する事になったんです。

 

本部長の営業さんへの口癖は、

「お前らこんな事も出来ないなら○んじまえ!!」でした。

毎日のようにその言葉が飛んでいました。

営業事務員だった私に、直接言われた言葉ではなかった。

でも、年々、自分に言われているように感じてビクビクしていつも不安でした。

営業さんのモチベーションの下りが、仕事のミスに繋がり、営業を補佐する自分の役割にも直結していたからです。

まさに負のループの現場でした。

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そんな中で、私が働けたのは4年間です。

勇気を出して部署移動を申し出たりもしましたが、

申し出は通らず、最終的には体調を崩してしまいました。

4年間と言うのが長いのか、短いのか、

見る人によって価値観は違うと思います。

ただ、私が4年間頑張れたのは、営業さんや事務の先輩が優しかったからです。

年に2回、部署のキックオフの飲み会の時。

本部長が一次会で帰った後は、皆んなで次の店に行くのに20歳のペーペーの私もついて行きました。

二次会のカラオケは、皆んなで作った替え歌を拳を上げて歌って♩

三次会のスナックは、営業さんと事務の先輩が、しっとりとデュエットするのを、うっとりしながら聞いて。

自分も「先輩のように歌えるようになろう!」と、昭和歌謡曲を覚えてカラオケで歌いました。

今は『飲みニケーション』と言う言葉が使われて、会社の人達と飲みに行くのは面倒なだけ。ウザいし、無理…って言うのが大半の本音かもしれないし、私自身もそう思ったりします。

 

その人の環境や状態にもよるものなので、何が良いとか悪いとか、私には決められません。

ただ当時の私には、あの暗く、どんよりとした息もできない事務所で働いた日々を思い返した時。

年に数回の『飲みニケーション』が、自分が4年間頑張って働けていた事に繋がっていたんじゃないか…と思います。

営業さんも事務の先輩も、もちろん色々な人の集まりだったけれど、それでも好きな人達でした。

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数年後、社長になったと聞く本部長は、

いつも言葉の暴力を振るってパワハラモラハラと言ってしまって間違いないような方でした。

その後、何人かの社長の元で働いてみて分かるようになった事ですが、

どうやら上に立つ方には、「怒りで檄を飛ばす」「褒めて伸ばす」など色々な人がいるようです。

(学校など他の場面でもそうかもしれません)

4年間お世話になった本部長は、

はっきり言って 人間として好きではありませんでした。

年月が経ち30代となった今振り返っても、あの方を尊敬出来る部分はあっただろうか?と考えます。

ただ、その「嫌われ者の本部長」だと1番知っていたのは、

一次会で必ず帰る『皆んなとカラオケに行けない本部長』ご自身だったのかもしれません。

 

『ゆるやか、な、なみなみ 』臨床心理士さんに聞いてきたこと

私は高卒で就職して4年間正社員をした後、専門学校に入学し直してまた就活して〜…と紆余曲折色々しているのですが、ずっと悩んでいる事があります。

それは、およそ4年くらいのペースで一気に体調を壊してバタッと動けなくなり

そこから半年(長いと一年)復活までにかかってしまい ずっと繰り返している事です。

しかも年齢が上がるにつれて、なんだかペースが早くなってきてる気がする。

何が行けないんだろう…

どう言う働き方が良いんだろう?

どう生きていけば良いんだろう?

そのヒントを具体的にもらいたくて、今年の夏に初めて『臨床心理士』の資格を持ったセラピストさんへ会いに行ってきました。

私と同じような悩みを持つ方がひょっとしたらいるかもしれない…と思ったので、自分で作った画像と共にシェアします。

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臨床心理士さんからのアドバイス

ippoさんは、

ストレスに強い[我慢してしまう]方なんですね。

 

ストレスと言うのは気分の事ではなくて、筋肉の緊張の事なんです。

筋肉が緊張している状態は、頑張る事だけではなく、楽しい事(興奮している状態)もストレスになったりします。

ストレスの原因は悪い事だけじゃないんですよ。

 

一生懸命頑張って、良い状態をキープしようしようとする(頑張り続ける)間にストレスが溜まって

一気に溢れてしまったのがダウンしてしまった原因ですね。

心も体も安定している状態と言うのは、

緩やかな波が上がったり下がったりしている状態なんです。

普段から「腰痛い、肩痛い」って言っている人は意外と安定していたりするんですよ。

一番のストレスは、やはり人と関わる事です。

自分の波を上げすぎず、落ちすぎないように、自分の身体の声を無視しないで、

休憩もしっかりとってやってみてくださいね。

 

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頑張らねば!上に行かなければ!生き残らなければ!!

18歳で社会に出てからずっと緊張の糸を貼りっぱなしだったんだな…

(何となく、薄々気付いてはいたけれど)

自分にどう言う事が起きていたのか、臨床心理士さんは紙に図を書きながら

分かりやすく丁寧に説明をしてくれました。

お話してみて、とっても良かったです。